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南風原の石獅子群

teruya_a.jpg
石獅子と言えば富盛の石獅子が有名だけど、南風原にもいくつかあるのを知った。 富盛の程大きくはなく道沿いにひっそりとあるのはいいんだけど、なかなか捜しにくい場所にあったりする。これは照屋の石獅子Aと呼ばれるもので、かすりロードの川の傍にたっている

teruya_a_yoko.jpg解説によると、照屋の隣にある本部では石獅子を東風平の八重瀬に対するフーチゲーシ(邪鬼返し)の目的で造ったんだそうだけど、それが結果的に照屋に向くかたちになってそれに対抗して造ったと言われているそうだ。そか、本部の石獅子をまだ見つけてないんだけど、この獅子の方向にあるのかな?
なんで対抗したかって言うと、本部と照屋の部落間にはかつて湧井戸問題でしばしば抗争があったと言う言い伝えもあるらしい。南風原町指定有形民族文化財のひとつ。

itonobashi.jpgこれはこの石獅子のそばにある絣糸の張り伸ばし場。
絣糸の張り伸ばし場はこんなの

teruya_b01.jpg照屋の石獅子Aの近くにもうひとつのBがあるはず。村の中は人気が余りないので聞くのも結構大変だったりする。照屋ノロ殿内と言うのがあったのでこの近くにありそうだなとそっちに向かって歩くことに。

norodonchi.jpgノロの殿内とは、ノロ火の神―ヒヌカン―が祭られている場所または建物のことをいうそうだ。そういえば、内嶺城跡にもヒヌカンが祭られていたっけな。

teruya_b_nobori.jpgノロ殿内を通りすぎて行くといいタイミングでおばぁに出会ったので聞いてみたら、そこの坂を上にいきなさいと言われて登っていく。

teruya_b02naname.jpg teruya_b03syomen.jpg teruya_b04ushiro.jpg

teruya_b04ushiro.jpgあ、あったあった。これもユニークな顔してるね。これも照屋の石獅子Aと同様に本部の石獅子に向けて作られたそうだけど、1つの石獅子に対して照屋の人たちは2つも作って対抗したんだとしたら余程、いやだったんだろうなぁ(^^;
さて残る石獅子は本部のひとつ。このふたつの獅子が睨んでる方向に行けばいいんだな(^^;
写真は本部公園の近くの道からみた照屋の石獅子Bがある小高い丘。右には南星中学校がある。

motobu1.jpgさて照屋の石獅子の原因ともなった本部の石獅子。本部の街路を歩きまるもののなかなか発見できない。何人かの人に聞いても分からない。どっかで見たような気もするんだけどなぁと言う人もいたりしたのだけど。照屋の石獅子の方向に向かって多分坂の上の方にあるはずと並行移動して捜していく。

motobu2.jpg motobu3.jpg
ノロ殿内のような気に囲まれた場所を見つけたのでこの近辺かとも捜したけど見つからず、さらに坂にそって歩いていくと、青年がいたので聞いてみた。彼は私の後を指で差してあれじゃないですか?って。ふと見ると、ああああ、あれかだぁ。(^^;
今までの中で一番ユニークと言うか獅子らしくないね。モアイのちっこいの見たくもあるし、おもちゃのおまけの頭でっかちな人形みたいでもある。それに小さいし。

本部の南南西の方向にある東風平の八重瀬がシーザン(火山)として恐れられていたことは、南部一帯に広く伝承されているそうだ。この石獅子は、その八重瀬に対するフーチゲーシ(邪鬼返し)の目的で作られたと伝えられている。ただそれが結果として隣の照屋に向けられたこになって、照屋の石獅子が対抗して作られたと言うこと。でもね、獅子が邪鬼を跳ね返してくれるものなら別に向けられてもそう怒らなくてもいいような気もするし、この小さな獅子に対して大きめのを2体も作らなくってもと思ったりする。湧水問題で対立してたりしたというからそっちの方が大きいのかもね。照屋も本部も隣り合った小さな街なのにいろいろあったんだろうね。

motobu4saka.jpg実はこの坂道は上から下りてきたことはある。しかし急な坂でカーブもしているし、看板がある訳じゃないのでまず気付かないだろうなぁ。

motobu5saka.jpgこの通り、坂をちょっと下っただけでもう視界から消えてしまう。下から上ってきたら気付くかもしれないけど、それでも見える時間はわずかなので見逃してしまうかもしれないな。やっぱり歩いて捜すのが一番か。

kanegusuku_zentai.jpg最後は、兼城の石獅子。この石獅子は偶然発見したと言うか近くまで来たので思いだしたので行ってみた。ここもかなり分かりにくいところにあるが、道の曲がり角に一応は矢印がある。なければほぼ分からないのではないだろうかと思う(^^; その道の先の先の細くなったどんずまりにひっそりとあるのがこれ。

風化してるのか、壊れてるのかよく分からないが、獅子と言うよりただの石にしか見えなくもないな。
kanegusuku_z.jpg説明によると、普通南部では東風平の八重瀬へのヒーゲーシ(火返し)の目的で置かれたものが多いが、この石獅子は、上間(那覇市)へのケーシ(返し)の目的で置かれたと伝えられている。当時は、この一帯の人々にとっては上間も恐れの対象だったことを示しているそうだ。

haebaru_map.gifこの地図にそれぞれの石獅子の位置があります。地図は拡大も、マウスで移動もできるので便利ですよ。右のメニューをスクロールすると下の方にある史跡の項目から選択してくださいね。


1月 27, 2006 場所 | | コメント (0) | トラックバック (0)

安加銭(あかじん)

fasard_akajin.jpgこの店の前は何度も通ってはいたんだけど、入るのは初めて。ランチは14時半まででいつもそのあとの夜の時間までの間に重なることが多かったから。実は火曜に行くつもりだったけど、念のためにと調べたら定休だったのだ。確認はしてみるものだ。
店名の安加銭はアカジンと読むけど、これはアカジンミーバイのこと。こいつは美味い魚。高い魚でもある。


in_akajin.jpgイカスミ汁にしようかとも思ったんだけど、新メニューの豚丼と半そばセット550円にしてみる。メニューを見るとここはそばのメニューが豊富だし、ちょっと変わったのもある。

沖縄そば525円、軟骨ソーキ630円、中身630円、天ぷら724円、キムチ682円、三枚肉630円、きの子662円、野菜630円、豚バラ630円、海鮮揚ギョーザ714円、イカスミ787円、それに半そばとそば定食。

それ以外にも魚のバター焼きやマース煮、魚汁、トーフチャンプルーなどもランチとしてあるようだ。

butabara_soba_aka.jpgでてきたそばは、半そばとは言え、軟骨ソーキと三枚肉まで載っている豪華さだ。まずは出汁を一口。あっさりと言うよりかなり薄味な感じかな。麺は自家製なのかどうか分からないけど麺の太さが不揃いなので手打ち風か。中平麺でコシもあって悪くない麺だった。
豚バラ丼は、脂っぽくはなく、糸コンニャクも入っていて汁も多めでなかなか美味い。吉野家のより多分ずっと美味いと思う。こっちは味は強めなので、そのあとにそばの汁を飲むと味が感じられないけど、それくらいの方がバランスはいいのでひょっとしたらそばの方は、丼のための汁として味を薄めてあるのかな(考えすぎ?)
ただ、どちらにも紅生姜がてんこ盛りなのにはちょっと閉口。舌がしびれちゃうよ(^^;

in2_akajin.jpgランチタイムはテーブルに用意されているコーヒーや紅茶が無料で、さらにかき氷もサービスになっていてセルフサービス。これで豚丼半そばセットが550円と言うのは中々お得感あるね。

ここのメインは多分、夜なんだろうし店名からして魚とかが美味いんだろうなぁと思う。
生牡蛎、白子入荷しましたとか言う張り紙を見ると、あぁ食いたいなぁとか思ってしまう(^^;

ここは以前は、そばバイキングの店としてよく紹介されていたと思うのだけど、今はやめてしまったようだ。うちの近くにはまだそばバイキングをがんばってやってる店があるけど、そんなに食えないしなぁ。

帰りに入口を見たら、14:30〜17:00のメニューというお知らせがあった。ありゃ、アイドルタイムはなくなったのか(^^;

安加銭
沖縄県島尻郡南風原町与那覇184
098-889-6053
営業時間:11:30〜14:30 14:30〜17:00 17:00〜24:00
定休:水

1月 27, 2006 料理/店 | | コメント (0) | トラックバック (0)

Cafe ran's

fasard_ransブログでたまたま知った海辺にあるカフェ。地図で見ると道がないようにも思えるけど自宅から近いし気になって南風原から戻ったばかりだってのにすぐでかけてみた。住所が奥間になってるけど、宅地開発されたこの一角だけ奥間になっているんだそうだ。

060124_09okuma確かに、Pacific Ocean Cafeとある通り、10歩で海だね。東向きなので日の出が綺麗に見えるんじゃないかな。今日は穏やかな夕暮れで雲が綺麗だった。ただ台風の時はすごいだろうな。潮風いっぱいかぶりそうではあるね。あとで聞いた、オーナーの話しによると、錆びないはずのものも錆びるんだそうだ(^^;

town_cloud park
この一角はアメリカンな住宅が多いかな。海岸にはブランコなんかの遊具もあってこの一角だけなんだか異空間に迷い込んだような気がしないでもない。

fasard_ransCafe ran'sの外観。テラス席もあるようだし、2階への階段もあるみたいだけど、入口はどこだ?と思いながら、普通の玄関を見たらどうもこれが入口らしくて開けてみた。
あ、そかそか。おうちカフェなんだもんね。

in_rans cafe_moca
メニューにはハーブティーやコーヒーなどがいろいろと並んでいる。とりあえず今日はカフェモカを頼んでみた。可愛らしいカップにでてきて香りもよくてなかなか美味かった。味もよかったけど、ひろえさんとの会話がより美味かったかも知れないね。次回はお料理のお手並み拝見といこうかな。

Pacific Ocean Cafe Ran's
住所:〒901-2412 中頭郡中城村字奥間948-3
電話:098-870-3961 営業:11:00〜19:00 定休:日

1月 25, 2006 料理/店 | | コメント (2) | トラックバック (0)

いろり亭

fasard_irori.jpg329号線と高速が交差する交差点を南にちょっと下った道沿いにある居酒屋がいろり亭。ランチもやっていると店の前に書かれていたので寄ってみた。正直言って、店構えからして普通の居酒屋がランチもやってますよって感じでそんなに期待してた訳じゃないんだけど、その期待は全く裏切られた。こ、こんなに美味い店が南風原にあるんだとちょっと感動。

in_irori.jpg店は2階建てだけど、ランチは2階のみで階段を上っていくと普通の家の扉を開ける。中に入ると大きな窓が開放的な感じで居心地のいい雰囲気。オーナーが映画好きなのか、イージーライダーとか昔の映画のポスターが壁に飾ってあったりする。

kousoku.jpg大きな窓からは、高速の南風原北インターが目の前に。眺めがいいわけじゃないけど開放感はあるね。ちなみに目の前の高架の下には交通機動隊の事務所?があるんだね。あとで気付いた。このちょっと先にはドリームコートがある。

日替わりランチメニューは680円で、今日は白身魚とチキンのデミグラソースの2種。他にちらし寿司780円や、予約しないといけないけど幕の内などもあるようだ。私は白身魚をチョイス。ニンニクバターと餡掛けのどちらかが選べるというので迷わずニンニクバターに。プラス100円で刺身つきにできるとあるのでそれにしてみた。思ったより早くでてきたお膳を見て、思わず、すごいなって思った。

lunch060124.jpg料理はどれも美味い。単に美味いと言うだけじゃなくてきちんと仕事してるというかプロの味だなぁって感じさせてくれる味だと思う。メインの白身魚はふんわりとした小麦粉に包まれていて熱々で香ばしくも柔らかで美味い。あんかけの煮物は、鶏肉、かぼちゃ、ダイコン、里芋いづれもよく味が染みていて輪郭のはっきりとした味わい。揚だし豆腐も外側がかりっとしていて味もしっかりとついている。ソーメンはしっかりと冷やされているし、味噌汁には魚もはいっていてすごく美味い。100プラスで追加した刺身も新鮮で美味かったな。デザートに梨とオレンジ。これで680円は信じられないくらいレベルが高いね。おまけに飲み物つき。

desser_tiramisu.jpgデザート100円と言うのが気にはなっていたんだけど、スタッフがやってきてデザートはいかがですか?と聞くので、何ですかと聞いたらティラミスのクリームチーズケーキと言う。実はかなりお腹は一杯になっていたのだけど興味半分で注文してみた。これがまたすごくコクがあって美味い。これで100円とはすごいぞ。コーヒーもしっかりとしたコクのあるもので美味いし、ティラミスがよくあう。

と言うわけですごく満足。刺身をのぞけば680円でデザートを追加しても780円。こんな和食なランチはちょっとお目にかかれないね。ここの方はきちんと料理を学んだ方なんだろうなぁと思わせる味でした。夜もきっと美味いんだろうなぁ。今度はゆっくり夜に来たいもんだ。

いろり亭
住所:沖縄県島尻郡南風原町字宮平849-4
電話:098-888-5205 営業:ランチは14時半まで(loは多分14時)ランチは月〜金までのようだ。

haebaru_map.gif便利な 南風原マップ更新しました。


1月 25, 2006 料理/店 | | コメント (0) | トラックバック (0)

コミュニケーションアート2006

002.jpgちょっと前にお知らせしたコミュニケーションアート2006は昨日、今までで一番お客さんが多くて盛況のうちに終了しました。私はほとんどファインダー越しに耳で聞きながらだったけど、とてもよかった。このイベントのおもしろいところは最初から最後まで言葉による説明が一切ないってこともある。舞台があがる前に携帯の電源を切って欲しいというアナウンスもユーモラスに字幕とパントマイムで行なわれてそれ自体に観客を参加させながら、鍵束をならさせたりしながら幕を開けるアイデアはすごくいいなと思う。

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神谷千尋はやっぱりいいね。声もいいけど唄もいい。懐かしいような切ないような郷愁を呼び起こしてくれるような感じがする。

KADENA 96'は去年も聞いたけど、これはOTV制作の嘉手納の苦悩のテーマ曲でもありFNSドキュメンタリー大賞に入賞した作品だそうだ。歌詞のない歌は言葉にできない人々の心の叫びだそうだ。映像とともに小波津美奈子さんのソプラノが心に迫ってくる作品だなぁと思う。

アコースティックMのギタリストである知名勝や當間嗣篤のドラムもいいけど、すごいなと思ったのはパーカッションの屋比久理夏。木琴やマリンバを自在に操って奏でるサウンドがすごい。
あとで調べたらいろんな賞もらってるんだな。

民謡からロック、そしてクラシックに変化したり、ロックかと思ってるといきなり民謡に変化したりと舞台は変幻自在といった感じでとても楽しい。小さな子供もたくさん来ていたのだけど、意外とみんなおとなしくしているもんだ。大人の方がうるさいのがいたりしたくらい(^^;

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リハーサルの時はなるべく全体を撮りながらどんな感じで写るかテストしたりしたんだけど、今回は望遠でなるべく演奏者のアップを撮るようにしてみたけど、条件もよくないし人数も多いので難しいな。結局5Gくらい撮影したけど整理するのが大変そうだなぁ(^^;

1月 9, 2006 ライブハウス | | コメント (0) | トラックバック (0)