酒膳 日野
縁側には、丸々と太った1歳のネコがくつろいでいる。
女将さんと娘さんのおふたりでやっているようだ。連れの人によると娘さんは松田聖子の娘似だそうな。
大皿の玉子焼きと、山菜はとても美味い。
南蛮漬けのワカサギは北海道から直送された新鮮なもので、甘酸っぱくて食が進む。平目のえんがわもねっとりこりこり。
ラフティのピタも上品な甘さで、ネギがアクセント。豚肉の歯ごたえとピタの柔らかさがいい感じ。
鯖の押し寿司は、すんごぉ〜く美味い!
大根と鶏肉の煮物はちょっと煮込みすぎのような気はしたけど、家庭の味。ジーマミ豆腐もねっとりしてタレもいい感じ。
最後にでた豚飯(トンファン)はこれまた格別だった。鶏飯(チーファン)や菜飯(セーファン)は食べたことはあるけど、これは初めてだった。あっさりとした出汁と豚肉の食感がよくてこの前の時点でお腹がかなりいっぱいだったのだけど、下の写真にある自家製糠漬けと共にさらさらっと胃の中に収まってしまった。
他に食べたのは、もずく酢とオクラとイクラと山芋。これはちょっと味が薄かったかなぁ。
最後のデザートは伊計島の黄金色の芋を使ったタルト。上品な甘さでふっくらしていてこれも美味い。
この店では常にカウンターの上に大皿が置かれていて好きなものを注文できるようだ。ひとり3000円からで飲み物は別というようなシステムらしい。
びっくりしたのは、1955年と言う名の古酒45年貯蔵泡盛。 確か瑞泉だったかな。
三越で20万で売っていたそうな。
酒膳 日野
住所:〒901-0151 那覇市鏡原町6-6 電話:857-1115
営業:17:00〜23:00 定休:日・祝(予約によっては開けてもくれるらしい)
10月 20, 2005 料理/店 | Permalink | コメント (1) | トラックバック (0)
最近のコメント