現在300名以上のシュヴァリエが日本にはいるそうで、年に1回、その叙任式が行なわれている。今回2004年は11/12(金)に飯田橋のホテルメトロポリタンエドモンドにて。私はシュヴァリエでもある國場さんにゲストとして参加させてもらった。
美味そうなチーズが勢揃い。フェルミエ社によるフランス産チーズは、ブリ・ド・モー、ブリヤ・サヴァラン、サン・マルセラン、ロックフォール、ブルー・ドーヴェルニュ、フルム・ダンベール、ラングル、エポワス・クープ、リヴァロ、モンドール、ヴァランセ、サント・モール・ド・トゥーレーヌ、セル・シュール・シェル、サレール、ミモレット・エクストラ・ヴィエイユ、コンテ・エキストラ18か月、オッソ・イラティー18か月、それと10日間から2か月まで熟成期間の違うクロタンが8種類。
料理も数多く、主なものは、オマール海老と魚介のガトー造り、若鶏の冷製、オレンジと西洋ワサビ風味ソース、イベリコのチョリソーと各種豆のサラダ、ブルー・ド・ラカイユチーズのショーソン、蝦夷鮑と帆立貝のソテ、ラヴィゴットソース、三陸産ムール貝のガレット・ソース・アネット、鱈のソテ・ポンム・ブーランジェ添え、蝦夷鹿ロースのポワレ・ソース・ロックフォール、仔羊コトレットのチーズ・エピス風味焼き、石黒農場のパンタード粗塩パイ包み焼き、フォアグラどんぶり椎茸添え、ビザ(トロンペット、生ハム、サラミ、ベーコン、シャンピニヨン、トマト)グリエールとエメンタール、ラクレットの生ハムソーセージクルニッション添え等々。
料理自体より、私にはデザートの方が印象に残るものが多かったかな。栗と木ノ実のガトーは、栗がゴロゴロはいっていてマロン好きの私には嬉しい。クリームチーズのシャーベットバジリック風味や、グラスに盛り合わせたリンゴとロックフォールクリームのミルフィーユなどなどいずれも目も楽しませてくれた。
メロンなどのフルーツもとても美味かった。チーズの後味を洗い流してくれるのはワインよりメロンの方が向いているんじゃないかと思うくらいだった。
とは言え、料理もお腹いっぱい食べたんではある(^^
料理の印象としては、野菜系がもっと欲しかったなぁ。チーズは完全食品とも呼ばれているけれど、ただビタミンCが含まれていない。野菜を欲しがるのは自然の摂理なのかもしれない。國場さんのチーズ教室では必ずサラダが毎回用意されているのもとても理にかなっているし嬉しい配慮。
今回、叙任された方は31名。名誉シュヴァリエとして、在日フランス大使夫人のカトリーヌ・ド・モンフェランさん、俳優の藤村俊二さん、文化人類学者の石毛直道さんが選ばれて来席されていた。藤村氏のウィットの効いたスピーチで場内大爆笑だった。
写真左上:右は、CPAの枡田理事。真ん中は、新シュヴァリの高橋郁子さん。北海道でワイン&チーズコーディネーターをなさり「フロマージュに恋して」を上梓されました。左は國場さん。
写真右上:右は、シュヴァリエでシニアソムリエの富永純子さん、今年のチーズフェスタではオーストラリアのチーズの魅力を解説していました。真ん中は、CPA理事でチーズの著書多数の坂本嵩氏。左は國場さん。
写真左下:前列右は、世界チーズ商会の古川夫人。昨年シュヴァリエに、今年はご子息が叙任されました。左は、テーブルコーディネーターの玉木茂子さん。
後列右は、世界チーズ普及協会の加藤康江さん。真ん中は、新シュヴァリエの吉平弘子さん、阪急百貨店梅田店 のフロマージュ担当。左は國場さん。
写真右下:右は、今回名誉シュヴァリエに叙任された俳優藤村俊二さん。 真ん中は、オフィシエで料理研究家の濱野昌子先生。左は國場さん。
最近のコメント