サン・ヴァンサンでディナー
レストラン・サン.ヴァンサンは新都心のマックスバリュー向かいにあるワインとフレンチの店。ラ・コールの平瀬さんとシェフの我妻シェフが独立してオープンしてまだ5カ月程の新しい店なんだけど、リーズナブルな値段で美味しいフレンチがいただけるので人気の店だ。ランチには何度か来ているのだけど、ディナーは、おいしいチーズを楽しむ会のチーズとワインのマリアージュだけだ。今回は料理とチーズを楽しむためにやってきた。料理に関しては、おきぐるのサン・ヴァンサンのディナーの記事に詳しく書いたので参照してもらうことにして、ここではチーズに関して書いておこう。
時計回りに、ブリアサヴァラン、ロックフォールAOC、コンテAOC、モンドールAOC、セルシュール・セール、ブリー・ド・モーAOC。
ブリアサヴァランは、フランス、ブルゴーニュ地方の牛乳のチーズ。脂肪分が高く滑らかな舌触り。バゲットとかに載せて食べるのもいいね。
ロックフォールAOCは、ブルーチーズの中でも塩味が一番強い部類に入る。甘口のワインと合せるのもいいけど、私はボディのしっかりとした赤との組み合わせの方が好きだ。青カビチーズについては、チーズ教室研究科6 ブルーチーズ特集に詳しく書いてある。(各チーズに関しては、左メニュー上にあるチーズ検索にチーズ名を入れて検索すると便利)
コンテAOCは、フランスの牛乳製のセミハードタイプ。
モンドールAOCは、フランスのフランシュコンテ産の牛乳製のウォッシュタイプ。別名は、ヴァシュラン・デュ・オー・ドゥー。黄金の山(モンドール)で作られる今が旬のチーズ。製造は8/15から翌年の3/15までと厳格に決められていて、モンベリアルド種の牛の無殺菌乳を使用し、熟成は3週間以上。塩もちょうどいい感じで、ねっとりとクリーミィで美味い。
セル・シュール・シェールは、フランスのシェーブル。これは、熟成が、8週間のセックだと思う。白カビで覆われ灰が見えなくなっている。ほどよい塩味で酸味、旨味が凝縮されたような感じでなめらかですごく美味い。ゴーティフレーバーも強くなく爽やかな風味が感じられる。
ブリー・ド・モーAOCは、直径が36cmもあるかわりに厚さは3cm程の白カビタイプのチーズ。チーズの王の称号を与えられた程の人気。見た目はカマンベールに似てるけど、中はそれよりちょっと黄色っぽい。味は全然違う。とても上品で繊細な味で私のお気に入りのひとつ。
これらのチーズにあわせてもらったのは、ROSE MOUNT DIAMOND SHIRAZ(ローズマウント・ダイヤモンド・シラーズ)。オーストラリアワインで、シラーズとカベルネ・ソーヴィニヨンの混成酒。香りを嗅いでみるとローズマウントと名づけた気持ちが分かるような気もする。芳醇な香りとしっかりとしたボディを持ちながらも柔らかな味わい。しっかりとした味のチーズにもよくあう。
おきぐるのサン・ヴァンサンのディナーの記事
過去のサン・ヴァンサンの記事。
チーズを楽しむ会┃ランチ1┃ランチ2┃ランチ3┃ランチ4┃ランチ5┃ランチ6┃ランチ7┃XMASランチ┃ランチ8┃ランチ9┃ランチ10┃
レストラン サン・ヴァンサン St.Vincent
住所:那覇市銘苅2丁目4-35 アーバンプラネットビル2F
電話:098-862-2240
営業:12:00-14:30(L.O 13:30)※火-金のみ 18:00-23:00(L.O 22:00)
定休:日・祝
Recent Comments