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チーズフォンデュ

前回に引き続いてラ・コールでフランスチーズ鑑評騎士、國場百合子さんを囲んでとサブタイトルされたチーズとチーズ料理の会の4回目が1月15日に催された。今回は、チーズフォンデュ。

01前菜は、パロマ産の生ハムのサラダ。ねっとりとして豊かな味で美味い。
チーズフォンデュは、伝統的なグリュイエールとエメンタールを1:1の割合で作るもで、チーズ入門講座の10回目でもしたことのあるレシピ。あとはひたすら、パンや温野菜などを専用フォークに差してたっぷりとチーズを絡ませて食べるだけ。チーズが少なくなってきたら火を止めて余熱でいただく。残ったチーズが底や側面に薄く貼り付いて煎餅状になってそれを剥がしたりこそげたりして食べるとすごく美味い。火が強すぎたりすると焦げてしまうので注意。量が少なくてあっと言うまだったけど、余り食べすぎても胃がもたれちゃうかな(^^; パンが柔らかかったけど、もちょっと固いパンの方がいいと思うのと野菜は全体的に火をちょっと通しすぎ気味だったかな。

02ワインはスイスのシャスラーで、酸味の少なくさっぱりとした白と赤。チーズプラトーは、手前は、mはごろも牧場のピンザブラン。ホエーを抜いてまだ3日目の出来立てシェーブル。蜂蜜をちょっとかけていただく。チーズと言うよりヨーグルトと言った食感と味。真ん中のはコンテ・ド・モンターニュでパイナップルの角切りと一緒に楊枝に刺してある。コンテのほっこりした風味とパインの甘みがステキな組み合わせ。フランス・フランシュコンテ地方の牛乳製の熟成12カ月以上のチーズ。奥のはジロールで花びらのようにスライスしたテート・ド・モアンヌ。スイス、ジュラ洲の牛乳製のチーズ。坊さんの頭という意味。前もってスライスしてたからなんだろうけど乾燥してて風味が落ちていたのはちと残念。

pinza_3days_cupデザートは、バニラアイスとオレンジ。バニラの香りがとてもよかった。
あとはコーヒーで今回はこれでおしまい。チーズフォンデュがメインとは言え、なんか物足りない感じだなぁ。最初から6000円と決まっているんだろうけど私的には5000円位が適当かなぁという感じ。いつもの値段にするならもう一工夫が欲しいところ。具材にちょっとした意外性とかそういうのがあったらよかったかなぁとかとも思ったりもした。前日食べた、鴨団子とかかぼちゃなんかもホクホクしていいかなぁとか考えたり。う〜ん。

ちょっと辛口になったけど、チーズフォンデュを鍋をつつきながら、みながらみんなでワイワイガヤガヤ食べたりおしゃべりするのはとっても楽しい。楽しい時間を過ごすことは食事ではとっても大切な要素だし、そのために食べるようなものだからそういう意味ではとってもいい会だった。

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Comments

ああっ、スペイン産になってますね(^^;
訂正しておきますね。

Posted by: rio | January 16, 2006 02:05 PM

具が余ってフォンデュのお代わり、ほとんどの方がやっていましたね。正直言って、みなさんがこんなにチーズを召し上がるなんて予想外でした。みんなでワイワイいいながら食べるからもっとおいしくなるんですね!
テートドモアンヌはスペイン産ではなくスイス産です。

Posted by: ユリ | January 16, 2006 01:48 PM

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