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おいしいチーズを楽しむ会1

cheese01_0504104月10日(2005年)は、ラ・コールでフランスチーズ鑑評騎士、國場百合子さんを囲んでとサブタイトルしたチーズとチーズ料理の会が催された。ピンザブランも料理に使われるってことで私も参加して来た。

cheese02cook_050410料理は 左上から海の幸のマリネ ピンザブラン添え オレンジ風味。
考えてみたら、ピンザブランが料理に使われたのを見るのは初めてだな(^^; 素晴らしい味だった。

じゃがいもとラクレットのカネロニスタイル。
ラクレットが細かく刻んで中に入っているせいか、余りチーズを感じさせないけど優しい味。

鮮魚のソテー サンネクテール風味の野菜のベニエ添え。
ベニエとは要は天ぷらのことでこの中にサンネクテールが入っている。これもとても上品な味。何の魚だったのかな?

cheese03cheese_050410國場さんセレクトのチーズ。スプーンに盛ってあるのから時計回りに、

サンフェリシアン・アフィネ・キャトル・オム。
 フランス・ドーフィネ地方産で、牛乳のチーズ。パリの有名なMOFマダムキャトル・オムが熟成したチーズでトロトロに柔らかくてミルクの甘みが秀逸。クリーミィで美味い。MOF(Meilleur Ouvrier Frande)とは、フランス優秀職人-最優秀熟成士のこと。

セル・シュール・シェルAOC フレ
セル・シュール・シェルAOC セック
 フランス・ロワール川流域ベリー地方産の山羊乳で作ったチーズ。フレとセックは熟成の違い。フレは爽やかな酸味。セックは熟成した旨味が濃く、酸味もやや強い。これも美味い。

サンネクテール フェルミエAOC
 フランス・オーヴェルニュ地方の牛乳製。フェルミエとは農家製のことで、工場製のとは見た目も味も全然違うので驚いたことがある。食べ易いチーズ。以前食べたものに比べるとなんだかちょっと個性がはっきりしない感じだったかな。
 
ラクレット
 これもフランス産でサヴォア地方の牛乳製。火にかざして溶けたところを削って食べたことからフランス語でracler-削り取るから来た名前だそうだ。濃厚なミルクの味だけど意外とあっさりとしていると思う。

フルム・ド・モンブリゾンAOC
 これもサンネクテールと同じくオーヴェルニュの牛乳製。これは初めて食べたと思うけど、青カビにしては穏やかで塩味も割とマイルでで食べやすい。ジャムをつけると美味さがひきたつ。

1枚目の右上のデザートは、苺のムース フロマージュ・ブランのスープ仕立て。チーズを感じさせない優しいスープが苺のムースによくあっていた。

ワインは、イタリアの白に、サンジョヴェーゼとルビーポルト。
甘さの強いルビーポルトがフルム・ド・モンプリゾンにはよくあってた。

参加人数40名を越えて、満席だった。お断りした人もあったようで好評につき次回は7月の予定。春夏秋冬と年4回開催することになったそうだ。次回も楽しみ。

ラ・コールの料理は前回も思ったけれどとてもバランスがよくて上品で安心感はあるんだけど、言葉を代えると意外性にやや欠けて面白みが少ないようにも思える。もう少し遊び心や冒険心があるものが一品加わるともっといいのになぁ。

ラ・コール
〒900-0032 沖縄県那覇市松山1-7-1 松山ガーデンビル
098-860-8777
ラ・コールのサイト

ラ・コールスタッフの徒然日記


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